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道の駅と観光スポットに設置して相乗効果を実現
福井県おおい町様(うみんぴあ大飯)
2019.09.10
福井県おおい町の道の駅、「うみんぴあ大飯」。目の前には青々としたリアス海岸がひろがり、若狭湾を一望できるスポットとして人気です。道の駅「うみんぴあ大飯」は、2013年5月におおい町に訪れる観光客にまちの魅力を発信する道の駅としてオープンしました。
店内には、若狭湾で採れた新鮮な魚介や地元産の野菜などが並び、その新鮮な食材を食べられるフードコートも備わっています。観光客はもちろん、地元の方も訪れるおおい町の人気スポットになっています。
導入の背景
町内には様々な観光施設がありますが、訪れたお客様に対するインフォメーションが十分でなく、一つの施設の利用にとどまってしまうケースが多いという課題がありました。そこで、来ていただいた観光客に対する館内インフォメーションや他の施設のイベント情報を紹介するガイドシステムが導入されました。これによって、おおい町内の他の施設に関してもイベントなどに興味を持っていただき、さらにほかの施設にも周遊していただくきっかけとなっています。
導入のきっかけ
設置に至った経緯は、同町の施設「きのこの森」での成功例がありました。
導入効果
本事例の1年前に同型のサイネージを設置した「きのこの森」では、ディスプレイに施設の案内だけではなく、おおい町の観光スポットやイベント情報も表示しました。あまり知られていないローカルな観光情報を載せたことで、観光客のみなさんには町内のいろいろな場所に足を運んでいただけるようになりました。
また管理画面の操作がシンプルなおかげで、地域の情報をタイムラグなく発信できています。一般的なデジタルサイネージの配信システムでは、複雑な操作のためシステム提供企業で更新を行うこともありますが、シンプルな管理画面にしたことで本施設の職員の方でも更新ができるようになっています。
今後の展望
今後もディスプレイを使っておおい町の魅力を発信していきたいと思っています。
次に考えているディスプレイの活用方法は、地元でとれた新鮮な魚や農産物を販売している特産品売り場のPRです。特産品売り場では、あまり見かけない魚や農産物が並んでいます。観光客の方は見慣れない食材に興味を持たれる方が多く、食材や調理方法について質問をされることが多々あります。しかし食材の名前はわかっても、調理法やレシピまではスタッフも分かりません。
そこで売り場にディスプレイを設置し、並んでいる食材の情報や調理法などを検索できるようにしたいと考えています。今後もディスプレイを使っておおい町を訪れる観光客に町の魅力を発信していきます。
福井県おおい町様(うみんぴあ大飯)